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Z1-R レストア

旧車購入実話 1

これは2015年11月に旧車販売店にて腰上O/Hセミレス車両と謳われているZ1ーRを購入し、納車直後に起きた出来事のお話です。お客様T様は高額なバイクを某埼玉の旧車専門店で購入し、直後に起きた被害状況を皆様にも知って頂き、旧車を購入の際には「気を付けて頂きたい」と言う事で公開しています。

26年11月末にZ1−Rを某埼玉の旧車販売店にてセミレストア腰上オーバーホールと言う事で車両購入し、納車で車両がデポに到着し帰宅までも、キャブのセッティングも出ていない・フケない・80`以上スピードがでない・マフラーからはものすごい白煙が出ている状態、

さらに自宅到着後キャブレターからガソリンは漏れ、クランクケースからはオイルが漏れてくる等とてもセミレストア・腰上オーバーホールしてある車両には思えない状況で何度か販売店と話をしたが、お客様は諦めて当社でフルオーバーホール依頼となりました。写真の通りものすごいガソリン漏れとオイル漏れです。

パッと見は綺麗に見えますし腰上オーバーホールでワイセコピストンが組み込んであると言われれば購入してしまうのも無理も無いのかと思われます。

今回のお客様の心境も心に置き当社でレストアスタートです。
被害にあったT様のマシーンを納得の行くレストアしカスタムを含めた車両に仕上げます。

購入時にはオーバーホールしてあるとのことでしたが白煙がでていたので圧縮を測ってみました。

9.8

9.3

8.6と言う圧縮抜けが見つかりました。

9.5

ノーマルキャブレター
納車時からオーバーフローとフロートパッキン不良
このような状態でガソリン「だらだら」垂れ流しで走る怖い状態でした。

「 Oh, my god! 」
なんと、ピストンリングが完璧に折れています!

圧縮抜けの3番はピストンリングが折れていましたのでおそらくエンジンを組む時にピストンを入れようと強引に入れ折れてしまったのかと思います。ドレンボルトにかけらが付いてきました。

これからフレーム測定&矯正に入ります!

意外と目視では大丈夫そうな車両が多いですが
測定するとほぼ(100%に近いくらい)
曲がっている車両ばかりです。

フレームも年代的にどう言う状況かわかりませんのでフレーム修正機に乗せ測定しながら修正していきます。

3次元フレーム修正機出番です!
他店ではまねできない
正確無比の修正まかせてください(^^ゞ

フレーム計測ではネック上部
右に3mm

下部右5ミリ
ネック部全体的にねじれた感じです!

フレーム修正
下部0oに戻しました。

上部
0o
フレーム修正完了!
「完璧です!」

いずれ足回りを入れると言うことで
今回先にレイダウン加工をします。

レイダウン用に加工屋さんには現物と同じぐらいの精度で再現して制作してもらいました。後ろに見える寸法図は当社独自に仕入れたフレーム寸法図です。3次元修正機と寸法図があれば精確に寸法が出せますのでご安心ください!

この際と言う事でフレーム補強!当社でのフレーム補強はジグ修正機で固定をしている状態でフレーム補強の溶接を致しますので、溶接時の熱で曲がってしまうなどと言った心配はありません。
補強後も精度のあるフレーム寸法のままです。絶対の自信があります!

当社ではサイドカバーを加工せず脱着できるように補強側を加工溶接しています。

「サンド」

「ブラストは」

「ものすごく手間が」

「かかります」(涙)
作業時間  1日半
<byサンブラのジン>

当社サンドブラスト専用ルームにて
フレームを手間暇かけてサンドブラスト
旧塗膜を全部剥がしました。

マスキング

水分・油分・誇り等
脱脂作業

Before

After
当社独自の特殊塗料で旧車フレームの半艶感!
しかも塩害や耐久性にも優れている塗料で仕上がっております。

この塗料ダイアモンドコート・パウダーコート・セラコートいろいろありますが引けを取らない良い塗料です。ここまでやったら耐久性の無いウレタン塗料やラッカー塗料で塗装はやめときましょう(笑)!

今回は黒に塗ってしまいますが、アルミ素地の状態でアルミ腐食にならないようにセラコートのクリヤー仕上げもかなりお勧めです!

エンジン塗装するのであれば出来れば放熱塗料が良いですね!
当社にはセラコートの放熱する塗料がございます。空冷エンジンなどには持って来いと言った感じでしょう!

井上ボーリングでクランク芯出し

クランク バランス取り、シリンダー ボーリング 面研、ヘッド 面研、バルブすり合わせ、ポート清掃、強化バルブステムシール、強化カムチェーン、オートテンショナー

ピストンボアUP ワイセコ74π
ピストンヘッドにセラコートのピストンコート加工
スカート部はマイクロスリック加工

排気量 1135CC

エンジンカバー類
結晶塗装 防音対策にもなります。
ボルトはステンボルト交換

新品キャブレターFCR37
ブラックボディ

リヤショック クァンタム

マフラー モリワキモナカフルチタン

ワンポイントでキャブレターの頭を
赤結晶塗装 ヨシムラっぽいね!

オイルクーラーサイド回し
アールズラウンドオイルクーラー
ブラックコア 13段

油温計取り付け!

被害者T様
「T様には近いうちにコメントいただきます!」

T様から今度はオールペンの依頼!

剥離作業 サンドブラスト

サーフェーサー塗装

タンクは紛体塗装のプライマー塗装
焼き付け温度204度

タンク パウダー塗装
タンク上面メッキ調パウダー仕上げ

ラップ塗装の為の下地ブラック

ラップ塗装完了

ラインの為のマスキング作業

タンク裏面・熱対策の為の断熱塗装

カスタム塗装完了です!
T様 大喜びでした!

さ〜次は足回りです!

最新!! 入荷情報

ZX-14Rオーリンズ仕様

ZX-14Rオーリンズ仕様

高年式!

¥2,116,800

詳細

「Moto Works ZIG」
運営:有限会社野田自動車
〒243-0021
神奈川県厚木市岡田4-27-25
TEL:046-281-8222
FAX:046-258-6467